MINOLTAα-9をメーカーに修理依頼 2023年秋  Part2

受付から6日後の土曜日に、見積もりのメールが届きました。
結果、α-9は「弊社純正部品に交換」ということで、修理ができることになりました。尚、Tokina 100-300mmF4は、フォーカスギア欠けありという診断で、「修理部品払拭のため未修理返品」ということでした。修理金額は、技術料、部品代で税込み2万円とのことでしたが、修理できるのは今のうちですので、修理を依頼しました。何はともあれ、α-9は修理可ということでホッとしました。

α-9の露出補正ダイヤルは、α-7D(フィルムのα-7も同じ構造です)と異なり、ダイヤルをつまんで引っ張り上げた(フィルム手巻き式のカメラのように)後、1/2か1/3かにセットする方式です。他のαボディと部品が共用できないので不安でしたが、まだ部品があって助かりました。

表向きは、コニカミノルタ製品の修理受付は終了、という事になっていますが、MINOLTAのカメラボディやレンズは、メーカーの修理受付終了品のリストには記載されていません。MINOLTAのカメラボディに関しては、修理受付は一応「可」で、その回答は、修理技術者が直せるか、部品があるか、という点に懸かっているということなのでしょう。MINOLTAのカメラやレンズも、中野の窓口に持ち込めるのであれば、一応、預けてみるべきだと思います。

なお、メールで修理の見積もり返答もできるのですが、この場合、別途費用がかかる(私の場合)ので、平日休の日に、ケンコートキナー修理受付窓口に電話をしました。(どの会社も同じだと思いますが、この場合、なかなか電話がつながりません)3回目の電話で、α-9の修理を依頼すると、後で、修理完了及び引き渡し可能日のメールが届くとのことでした。その3日後に、ケンコートキナーから、明日以降、窓口で引渡し可とのメールが届きました。

 

ケンコートキナーで修理を受け、返却されてきました(100-300mmF4は未修理返品)

付け替えられたダイヤルは、新品だそうです。

修理明細です。(一部)


35ミリポジフィルムの単価が、現像代込みで最低でも4300円程度になってしまったので、もはや、以前のように秒5.5コマで10枚超連写するということは無くなりましたが、レリーズ1回を大事にして、撮影をしていきたいものです。

供給不足が騒がれているものの、カラーネガは、現像代込み2300円程度に収まります。ポジのユーザーが激減したとはいえ、もう少し安くなって欲しいものです。とはいえ、逆にこの価格は、メーカー側の企業努力があってこその値段なのかもしれませんが…

なお、2020年にも、コニカミノルタ及びトキナー製品をケンコートキナーに修理依頼したことがありました。
この時は、MINOLTA X-700と同28-70mmF2.8Gは修理可で、Tokina AT-X150 150-500mmF5.6とTokina AT-X304AF 300mmF4は、修理不可でした。
しかし、修理不可で返却されたTokina AT-X304AF 300mmF4は、内部清掃されていました。事実上、無料で修理されて返却された事になります。
古い話ですが、機会があれば、この件についても記事にしてみようかな、と思っています。